会社設立後にやらなければいけないことはいくつもありますが、
その中でも余裕があるうちに、そして早めに法人カードを作っておくと良いでしょう。
法人でクレジットカードを持つことにより、
支払の手間をかなり減らすことが可能になります。
そこで今回は、法人カードのメリット・デメリット、
そして簡単に申込方法をご紹介させていただきますね。
まずは法人カードのメリットからです。
その１．法人と個人の区分が明確になる
法人クレジットカードを活用することで、
法人経費と個人の区分が明確になります。
個人として立て替えるのではなく、
法人カードで精算し、法人口座からの引き落とすので
混乱しなくなります。
その２．経費の精算が不要になり生産性が上がる
建て替えた分のお金を法人に請求し、
立替金の清算という形で処理をするのは、
経理の人間にとっても立て替え申請をする人間にとっても
非常に手間ですし、
利益に直結する仕事ではありません。
その点、立替をせずに法人カードで決済すれば、
経費の精算が不要になるため経理の手間が省けます。
その３．経費の計上漏れが少なくなる
携帯電話代やサーバー代、保険料などの会社の運営上必要な経費を
カードで支払うことで、明細で経費の額を簡単にチェックできるようになります。
そのため、経費の計上漏れが少なくなります。
他にも、キャッシュフローが良くなったり、ポイントやマイルの優遇があったりと
様々なメリットがあります。
次に法人カードを利用する場合の２つのデメリットを説明します。
その１．現金では購入しない商品をカードだと買ってしまう
カードを持つと、 つい必要ないものを買ってしまって
無駄遣いをしてしまう傾向があるそうです。
あらかじめ自分の中で予算額を決めておくなどして計画的に使いましょう。
その２．年会費が必要
年会費はカード会社によって異なりますが、
月数千円から数万円の年会費がかかります。
しかし、諸々の雑務の手間が軽減されることを踏まえると
十分にペイできる投資と言えるでしょう。
以上がデメリットになります。
～法人クレジットカードの取得方法～
次に、法人カード取得方法についてご紹介させていただきますね。
・おすすめの法人カード
下記の２社は最近の新設法人の経営者がよく利用している法人カードです。
アメリカン・エキスプレス ビジネスゴールドカード（年会費27,300円）
提携している国内外のホテルやレストランの優待・特典や、
コンサートやミュージカル、スポーツ観戦のためのチケットが取りやすくなったり、
ジムの会員登録料が無料になるなどゴージャスな特典が充実しています。
ちなみに現在、AMEXの紹介キャンペーンをやっているの、
もしよかったらこの機会にぜひ。
楽天ビジネスカード（年会費12,600円）
100円当たり1ポイントの楽天スーパーポイントがつくので、
楽天で買い物をする際に得をすることができます。
また空港のラウンジが利用できるようになったりします。
商業登記簿謄本または法人登記印の印鑑証明書の提出が別途必要です。
・法人カード取得のための必要書類
法人カードを作る際に、基本的にどこの会社でも必要になる書類は下記の４つです。
1：銀行口座（法人名義のもの）
法人名義のクレジットカードを取得するには、
法人名義銀行口座が必要です。
法人口座をまだ開設していない方は、まずはそちらを開設しましょう。
2：履歴事項全部証明書（原本）
法務局へ申請することで取得できます。
※オンラインでも取得可能です
3：印鑑登録証明書（原本）
同様に、オンラインでカンタンに取得できます。
4：本人確認書類（免許書）
本人確認できるものです。運転免許証などが適切です。
個人的には法人カードを比較的に簡単に作りやすいと思います！
是非、今回の記事を参考にして
カードを作成してみてくださいね！
ということで、今回は以上となります。
次回もお楽しみに(^^)/
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