不動産投資で初心者が狙うべきエリアとは!?

目安時間 5分

 

一般的に都市部と地方という表現で
どちらがおすすめなのかという話があります。

もちろん物事にはメリット、デメリットがあるので
その違いを知ったうえで取り組む必要があります。

では初心者が狙うべきエリアで行くと
都市部と地方、どちらが良いかというと

それは【地方】となります。


というのも都市部というのは
ライバルが多いのに比較して
地方のメリットはライバルが少ないのです。

ですから慣れてきてから都市部を狙うのはよいのですが
最初は地方を狙ってゆくことをお勧めします。

また、都市部での不動産投資は難しいのです。
というのも土地の値段が高いので初期費用が大きくなります。

実は一戸建ての不動産投資の場合、
建物は地方でも都市部も原価は同じになります。
おおよそ100平米の場合、建物にかかる原価は、
1500万円から2000万円と覚えておいてください。

というのも木材は一般に輸入されますから、基本的には同じ価格帯となるのです。
ではなぜ都市部が高くなるかというと、公示価格が違うから、です。

東京では、1坪250万円、300万円が当たり前となります。
でも、田舎になると、
1坪1万円というところもあります。

これだけ単価が変わるので、地方のほうが取り付きやすいのです。また、
一戸建てであれば最低30坪は欲しいところです。と考えると、
例えば土地の値段だけで、地方では300万円に対して
都心部は9000万円という具合に、かなりの差が出てしまうのが実情です。

その状況がわかっていながら、都市部を狙う人がいますが、
その目的は【資産づくり】にあります。
購入した土地は資産になりますから、都市部は価値があります。

ですが、初心者の場合、収入を増やしてゆきたいということであれば
やはり最初は地方を狙ってゆきたいところです。

例えば都市部なら取得価額2000万円で利回り4%の場合
80万円となります。

一方、地方では1000万円の物件で、20%の利回りの場合
年収ベースで200万円増やせる。

そして、1000万円の物件を2つ購入すると、
年収ベースで400万円を狙うことができる。

つまり、ライバルの少ないところで勝負をして、
大きくリターンを狙うのがポイントになります。

そして実際にどの地域を狙ったら
リスクを低減することが可能なのか。

そのわかりやすいデータはこちら

国立社会保障・人口問題研究所のデータ

このサイト内の
『市区町村別男女5歳階級別データ』が
非常に重要な指標となります。

例えば、愛知県を見てみると
やはりすべての市区町村が人口減となるのではなく、
以下の都市では今後増えると予測されています。

例えば2015年と2035年を比較してみると、
刈谷市では15万3千人から16万2千人へと
増加しているのがわかります。
あるいは安城市では、
2015年には18万3千人のところ
2035年には19万1千人にまで
増加しているのがわかります。
他には日進市では
2015年に8万9千人のところ
2035年には10万人にまで
増加しているのがわかります。

このようにして
増加している地域で戦略を立ててゆくと
勝てる確率が非常に高くなりますの
戦略的にも興味深いですね。

そしてアパートと戸建てどちらも狙いなのですが、
今現在、アパートが値上がりをしていることを
考えるとなかなか購入が難しいです。

なので、今は戸建てを買うことをお勧めしています。
ちなみに戸建ての大きなメリットは3つになります。

1.供給量が少なく入居が少ない。
2.初期投資が少ない
3.売り抜けやすい

実際に戸建て賃貸は圧倒的に不足しているので、
地方で駐車場がついていれば
比較的早く借り手が見つかります。

地方であれば、駅から離れていても
自宅に駐車場があることで
ショッピングモールやアウトレットに行けるので
戸建て賃貸はすぐに借り手がつきやすい
という現実があります。

是非、今回の内容も踏まえながら
あなたに合った作戦で不動産投資を行ってゆきましょう!!

ということで、本日は以上となります。

次回もお楽しみに(^^)/

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プロフィール紹介

Hiro & Shun

Hiro:サラリーマン投資家。 金融機関に 30 年以上勤務。定年退職後の生活をより良いものとすべく 40代後半からから本格的に投資活動を実施。 不動産投資、飲食店事業投資、教育事業投資、リゾート事業投資、仮想通貨系投資も含め収入源は 50 以上。 証券アナリスト協会 認定アナリスト、日本アクチュアリー会正会員、宅地建物取引士、応用情報処理技術者等。

Shun:サラリーマンからFIREした専業不動産投資家。

HiroとShunの二人合わせた不動産投資の実績は、

物件取得総額  28億円
総物件取得数  44棟
現在の賃貸棟数 35棟
現在の賃貸戸数 354部屋
年間賃料総額  2.2億円

その二人の実績と経験から
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